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Instagramリールのサイズガイド

Instagramリールの推奨サイズは1080×1920px(9:16)です。動画の解像度、カバー写真のセーフゾーン、投稿の長さ制限、最適な書き出し設定まで、これ一冊で全てわかる保存版ガイド。

Instagramリールのサイズガイド
Somakeチーム·

リールの編集が終わって、見た目はバッチリ。いざアップロードしてみたら、キャプションバーで文字が隠れてしまったり、プロフィールのグリッド上でカバー画像が変に切り取られたり、全体的に画質がぼんやりしてしまったり…。そんな経験はありませんか?それはコンテンツの問題ではなく、「スペック(仕様)」の問題です。

このガイドでは、必要な数値データをすべて網羅し、なぜ新しいプロフィールグリッドがカバー写真のルールを変えたのかを解説します。さらに、Instagramの圧縮に負けず、ぼやけない動画を書き出すための最適な設定もご紹介します。


クイック回答

項目推奨値
動画解像度1080 × 1920 px
アスペクト比9:16
カバー写真サイズ420 × 654 px(公式最小値) — 最高画質のためには1080 × 1920を推奨
最大ファイルサイズ4 GB
最大再生時間(アップロード)20分(アプリ内撮影は最大3分)
推奨の長さ新規リーチを狙うなら90秒以内
フォーマットMP4(推奨)またはMOV
フレームレート30 FPS
コーデックH.264

動画の寸法

Instagramリールの最適なサイズは、アスペクト比9:16の1080 × 1920ピクセルです。これはTikTokやYouTubeショートと同じフルHDの縦型形式で、スマートフォンの画面を縦向きでいっぱいに表示できます。

最初から9:16で撮影・書き出しを行うのが、フルスクリーン表示にする唯一の方法です。もし元の素材が異なる比率だと、次のようなことが起こります:

  • 16:9(横長): 上下に黒い帯が入り、動画が画面中央に小さく表示されます。

  • 4:5(縦長フィード): 技術的には可能ですが、フィード上ではリールが4:5にクロップされます。画面の上下がカットされてしまいます。

  • 1:1(正方形): フルスクリーンで見た時に、左右がカットされます。

リール用のコンテンツは常に9:16で作成しましょう。広い画角から切り出すと、必ずどこかの情報が失われてしまいます。

多くのガイドが見落としている点: 2025年、Instagramは新しい縦型のプロフィールグリッドを正式に導入しました。プロフィール画面では、すべてのコンテンツが従来の「1:1(正方形)」ではなく「3:4(1080 × 1440 px)」でプレビューされます。これにより、グリッド上でのカバー写真の見え方が変わりました。詳細は後述します。


カバーとサムネイル

Instagramが推奨する公式のカバーサイズは 420 × 645 px(1:1.55比率) です。しかし実際には、1080 × 1920 px(9:16) でアップロードしたほうがよりシャープに仕上がります。Instagram側で自動縮小されますが、高解像度のほうが最近の高精細なモニタでも綺麗に見えるからです。作成時は1080 × 1920を基準にし、420 × 654を下限と考えましょう。

カバー写真は場所によって、以下の設定で表示されます:

  • プロフィール内の リールタブ: 9:16のフルフレーム表示(1080 × 1920 px)

  • メインプロフィールグリッド: 3:4にクロップ(2025年1月のアップデート以降)

  • フィード用サムネイル(通常のフィードに流れる際): 1010 × 1010 px(1:1) の正方形 — このクロップに備えて、被写体は中央に配置しましょう。

これは非常に重要です。全画面で見ると完璧なカバー写真でも、グリッド表示にすると被写体の顔が半分切れてしまうといったことが起こり得ます。

鉄則: カバー画像は1080 × 1920で作成しつつ、顔、テキスト、商品といった重要な要素はすべて、中央の1080 × 1080(正方形)の範囲内に収めましょう。この範囲なら、どんなクロップがかかっても重要な部分は守られます。もし元々のカバー画像が低画質なら、アップロード前に高画質化(アップスケーラー)を行ってください。投稿後にぼやけたカバーを修正するのは困難です。

カバーに文字を入れる場合は、上下480ピクセルの範囲は避けてください。そこは3:4のグリッド表示でカットされてしまうエリアです。

カバーを設定するには2つの方法があります:

  1. アップロード時に、動画内の特定のフレームを選択する

  2. カメラロールからカスタム画像をアップロードする(シェア画面で「カバーを編集」をタップ)


セーフゾーン

InstagramのUI(ユーザーインターフェース)要素は、動画の上に重なって表示されます。重要なコンテンツをその下に配置すると、隠れて見えなくなってしまいます。

避けるべき3つのゾーン:

ゾーン空けるべきピクセル数重なる要素
下部450 pxキャプション、ユーザー名、音源ラベル
上部220 pxアイコン、「フォロー中」表示
左右各35 pxサイドマージン

右側のエンゲージメントボタン(いいね、コメント、シェア)は35pxのマージン内にありますが、内側まで伸びています。そのため、重要なテキストやCTA(行動喚起)は右端から十分に離して配置しましょう。

もっともシンプルなルール:すべてのテキストと主要なビジュアルは、画面の上から220px、下から450pxを避けた中央部分に配置すること。 これを守れば、フルスクリーン表示、フィードプレビュー(4:5)、グリッド(3:4)のどこでも、内容が欠けることはありません。

リールは表示される場所によって見え方が異なります:

  • リールタブ / 発見タブ / フルスクリーン表示: 9:16のフルサイズ

  • フィードスクロール時: 4:5にクロップ(上下がカットされる)

  • プロフィールグリッド: 3:4(新グリッド)または1:1(一部の古いアカウント)にクロップ

セーフゾーンを意識して9:16でデザインすれば、どんな場所でも美しく表示されます。


ファイル形式の仕様

設定項目推奨値
形式MP4(推奨)、MOV
最大ファイルサイズ4 GB
コーデックH.264(H.265/HEVCはアップロードエラーの原因になるため避ける)
音声コーデックAAC
最短再生時間3秒

Instagramは最大4GBまでのファイルを受け入れますが、上限ギリギリまで大きくしてもあまり意味はありません。アップロードされた動画は必ずInstagram側で再エンコードされるからです。 巨大な生ファイルよりも、適切に圧縮された綺麗なマスターファイルのほうが、この再エンコードプロセスをより良い画質で乗り越えられます。


動画の長さ

2026年現在、Instagramのリールの長さは作成方法によって上限が異なるため、少し混乱しがちです。

アプリ内録画: ほとんどのアカウントで、Instagramのカメラを使って直接最大3分間録画できます。一部のアカウントではまだ90秒に制限されている場合がありますが、これはバグではなく段階的なロールアウトによるものです。

カメラロールからのアップロード: 最大20分までの動画なら、リールとしてアップロード可能です。これが公式に認められた制限値です。

リーチに本当に重要なこと: 長さの制限はあくまで技術的な上限であり、「推奨される長さ」ではありません。Instagramのアルゴリズムは、短めのリールのほうがより多くの人に届きやすい傾向があります。Instagramは「3分を超えるリールは新しいオーディエンスにはおすすめされない」と明言しています。新規リーチを目的とするなら、90秒以内がスイートスポットです。

チュートリアルやハウツー動画など、じっくり見せる必要があるコンテンツなら、20分という枠を有効に使いましょう。ただし、1秒1秒が視聴者を引きつけておく価値のあるものである必要があります。


書き出し設定

リールがぼやけてしまう原因は、寸法のミスではありません。 その多くは、編集過程ですでに1回、2回と圧縮されたファイルに、Instagramの圧縮がさらに追い打ちをかけることで発生します。

動画ファイルを書き出すたびに、エンコーダーによってデータが間引かれます。書き出したファイルをさらに書き出すと、劣化は加速します。Instagramが独自の処理を加える頃には、ディテールが失われてしまうのです。

最高の元データから、以下の設定で一度だけ書き出してください:

設定項目推奨値
形式MP4
コーデックH.264
解像度1080 × 1920 px
フレームレート30 FPS
ビットレート3,500–5,000 kbps
オーディオAAC

なぜ60 FPSではなく30 FPSなのか? Instagramは60 FPSのファイルを、30 FPSよりも激しく圧縮します。トーク動画やライフスタイル動画、商品紹介など、一般的なコンテンツであれば、Instagramのエンコード後は30 FPSのほうが結果的にシャープに見えます。60 FPSを検討すべきなのは、動きの滑らかさが重要なスポーツやアクション動画のみです。

なぜH.265ではなくH.264なのか? H.265 (HEVC)は同画質でファイルサイズを小さくできますが、Instagramではアップロードエラーや処理の失敗が頻発します。H.264が確実で安全な選択です。

アプリ内でもう一つ確認すべき設定:プロフィール → メニュー → 「アプリとメディア」「メディアの画質」「最高画質でアップロード」 をオンにします。これにより、アップロード速度よりも鮮明さを優先するようInstagramに指示できます。

高画質な素材から始めることが最も重要です。画像から動画を作るなら、直接1080×1920のファイルとしてアニメーション化できます。ゼロから作成する場合は、テキスト動画生成ツールを使えばサイズ変更の手間を省けます。


他プラットフォームとの併用

TikTokとYouTubeショートも同じ「9:16、1080 × 1920 px」フォーマットを採用しています。3つのプラットフォームすべてに投稿する場合、一つの縦型マスターがあれば使い回せます。

ただし、Instagramはこれら3つの中で最もセーフゾーンが厳しいです。 つまり、Instagramで綺麗に見えるように作れば、TikTokやYouTubeショートでも問題なく表示されます。まずはInstagramを基準にデザインしましょう。

例外:TikTokのUIボタン配置はInstagramと少し異なります。右側のボタン列はほぼ同じ高さですが、TikTokのキャプションは画面下のほうでより重なりやすいです。画面下部にテキストを置く場合は、両方のプラットフォームでプレビューを確認しましょう。

リールに合わせた静止画バナーが必要な場合は、適切なサイズでInstagram用バナーを自動作成することも可能です。


まとめ

  • 動画: 1080 × 1920 px、9:16、MP4、H.264、30 FPS

  • カバー: 1080 × 1920 px — 3:4のグリッド表示対策として、重要要素は中央の1080 × 1080の範囲に

  • セーフゾーン: 下から20%、右から10%、上から10%を空ける — テキストや顔はこの範囲に入れない

  • 再生時間: 新規発見のためには90秒以内、特定の目的があるフォロワー向けなら最大20分まで

  • 画質改善策: 元データから一度だけ書き出す、H.264、3,500–5,000 kbps — フォーマットそのものよりも、圧縮回数を減らすことが重要